早起きをして早朝から気合を入れてサーフィン。
いざポイントへ向かうとサーフポイントにはズラッと釣り人の姿が!?
波が立つポイントでも釣りをしているために入水できない…
サーファーであれば、経験した方は多いんじゃないでしょうか?
サーファーの中には釣り人に関係なく強引に海へ入る方もいますが、釣り人からすると迷惑な話です。
魚が逃げてしまいますし、釣りの邪魔です。
お互いの立場の主張によりトラブルになった話もよく耳にします。
この記事では、
「釣り人がなぜサーフィンのポイントで釣りをするのか?!とその対策」
についてご紹介しています。
サーフィンのホームポイントで釣り人が多い方など必見の内容となっています。
サーフィン中に釣り人とトラブルになった体験談
友人と一緒にサーフィンしていた時の出来事です。
その日は釣り人の正面を避けてサーフィンしていました。
僕が波を乗り継ぎ、釣り人の正面までライディングした際に、何かに引っ張られるような感覚がありました。
よく見ると釣り人の仕掛けが僕の肩に引っかかっています!
釣り人は、魚が釣れたと思いグイグイ引っ張ります。
自力では外せなかったため、友人に釣り人の仕掛けを切ってもらいました。
仕掛けを切られた釣り人は面白くありません。岸の方で何か言っているのが聞こえました。
僕が、釣り人の正面に入ってしまったことが原因のため、素直に謝ることにしました。
最初はものすごく怒っていましたが、逃げずに謝ったことが功を奏したのか、注意程度で許してくれました。
注意を受けた後、そのポイントからやや離れたポイントで再びサーフィンを再開しました。
なぜ波が立つサーフィンのポイントと釣り人は被るのか?
サーファーからすれば、ビーチの波が立つ場所でわざわざ釣りをしないで欲しいって思いますよね?!
釣り人目線は違います!
外洋向きのサーフエリアに生息する「ヒラメ・マゴチ」を狙いたいんです。
また、釣れる時間帯として日の出前後・日没前後は釣果が期待できると言われています。
サーファーは風の影響を受けにくい早朝からサーフィンをしたい、釣り人も釣果を期待できる日の出前後に釣りをしたいという思惑から時間帯が重なるという訳です。
魚は、底が隆起するポイント、一部分が盛り上がって浅くなったポイント、水底が急に深くなるポイントなど、白波が立つポイントを好んで生息しています。
サーファーは波が立つポイントでサーフィンしたいし、釣り人も魚が好んで生息する白波が立つポイントで釣りをしたいという思惑が、時間帯だけではなくポイントも被ってしまうという訳です。

サーファーと釣り人のトラブルを避けるための対応
一番の対応策は、「マナー」が大切です!
サーファーも釣り人も、先に来ている人を優先することがマナーです。
海は誰の物でもありません。お互いが嫌な思いをしない配慮が必要です。
では、釣りをするポイントでしか波が立っていない場合はどうしたらいいのか?
その際は、釣り人に一声かけて海に入るなどの気配りが大事だと思います。
「波が立つ場所でサーフィンしたいんだな」、「波が立つポイントには魚がいるんだな」と釣り人とサーファーの相互理解がトラブルを回避できる対策です。
相互理解ができるように常に心の余裕は持っておきたいものです…
まとめ
早朝の風の影響を受けにくい時間帯を狙ってきたのに、ポイントには釣り人がズラリっ…
サーファーあるあるです。
お互いが場所を譲らずにトラブルになる話も耳にします。
サーファー目線で考えると、なぜ釣り人が波が立つポイントで釣りをするのか?を考える必要があります。
魚は、日の出前後や日の入り前後に釣果が期待できるほか、海底の地形が変化した白波が立つポイントを好んで生息しています。
よって、釣り人と時間帯やポイントが被ってしまいます。
トラブルを避けるためには、マナーと相互理解が必要です。
海は誰の物でも無いからこそ、お互いが嫌な思いをしないよう心がけたいものです。
マナーと相互理解と合わせて、ちょっとした心の余裕でサーファーと釣り人の共存を目指しましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。