ギター初心者

ギターの上達に手の大きさは関係ない!小さくても弾ける5つの理由

ギターの上達に手の大きさは関係ない!小さくても弾ける5つの理由

※本記事は、令和5年11月に更新しています。

  • 手が小さくてコードを押さえられません。
  • 弦をセーハできない。
  • 弦を押さえるのに苦労します。

 

ギターを弾く上で、手の大きさに悩まれている方は多いと思います。

手が小さいことが原因で、弦をセーハできない・コードを押さえられないと思っているそこのあなた…

それは間違いですっ!

 

この記事では、ギターを弾く上で手の大きさに悩まれている方に向けて『ギターと手の大きさの関係性や手の小さい人の対処法』についてご紹介します。

 

この記事で分かること

以下の悩みを解決

ギターと手の大きさの関係性

手の大きさ=上手いではない

手が小さい方がやるべきこと

この記事を書いている僕は、20年以上ギターを続ける『現役のJAZZギタリスト』です。詳しくはプロフィールをご覧ください。

手の大きさ=技術に直結することはありません。

プロと呼ばれるギタリストの中にも、手が小さい方はたくさんいます。

 

手が小さいことは個性です。

あなたの個性を活かした練習方法と正しいギターを選ぶことで、ギターは上達することができます。

 

この記事を見ることで、手が小さい方のための対応方法を理解することができます。

 

ギターに手の大きさは関係ない!小さくてもプロになったギタリスト

『ギター・手が小さい・ギタリスト』でWeb検索してもヒットしません。

これは、ギタリストの手がみんな大きいという訳ではありません。

ギターの上達やテクニックに手の大きさが関係ないことを意味します。

 

手の大きさは、ギタリストのテクニックに直結しません。

プロと呼ばれる多くのギタリストは、それぞれ違った手の大きさがあります。

また、女性は男性に比べ手が小さいですが、テクニックで劣ることはありません。

 

冒頭でも述べましたが、手の大きさは個性です。

その個性を持って、自身にあったギターや演奏方法を知ることで上達することができます。

 

ギターへの情熱・練習量・あなた独自スタイルや表現力の発展が重要です。

今は弾けなくても大丈夫。

継続することで必ずギターは弾けるようになります。

 

なかなか上達できないとお悩みの方のための『レッスン』に関する具体的な記事は、【自宅で学ぶ】ジャズギター初心者がオンラインレッスンで上達を目指す方法をお読みください。

【自宅で学ぶ】ジャズギター初心者がオンラインレッスンで上達を目指す方法※本記事は、令和5年11月に更新しています。 ギターを独学で学ぶことに限界を感じ、いろいろな教本に手を出しているそこのあなた。 ...

手が小さくてもバレーコードは押さえることができる

手が小さくてもバレーコードは押さえることができる

『手が小さいとバレーコードなど、弦をセーハすることができません…』

と悩む方も多いと思います。

 

手の大きさが原因ではなく、最初はみんなセーハできません。

音が詰まっていても、継続して練習することで必ず弾けるようになります。

音が詰まっても気にせず弾き倒し続けてみましょう。

これはギタリストあるあるです!

どうしても音の詰まりが気になる方は、以下の対応方法があります。

  1. カポタストを使う
  2. コードフォームを変える
  3. ギターを変える

 

詳しくは、記事内『ギターが弾けない…どうしても指が届かない場合の対処法』にてご紹介しています。

手が小さい方でもギターを弾ける5つの理由

プロのギタリストと呼ばれる方々は、男女問わないほか手のサイズも関係ありません。

それは手のサイズがギターのテクニックに直結していないからです。

 

手が小さくてもギターを弾ける5つの理由は以下のとおりです。

  1. ギターでカバーできる
  2. 器材でカバーできる
  3. 練習でカバーできる
  4. 表現力でカバーできる
  5. テクニックでカバーできる

 

ギターでカバーできる

手が小さい方は、ご自身に合ったギターを選択することでカバーすることができます。

特に以下の4つの点においては、演奏に直結します。

  1. ネックの太さ
  2. 弦高の高さ
  3. フレット間の長さ
  4. ボディ幅

 

手が小さいと思われる方は、『ネックが細い弦高が低いフレット間が狭いボディが薄い』ギターを使うことで、演奏しやすさが格段に上がります。

 

器材でカバーできる

手が小さい方は、バレーコードなど弦をセーハするときに苦労していると思います。

セーハがどうしてもできない場合は、カポタストを使用することで解決することができます。

 

また、音が均一に出ない場合は、エフェクターを使用することでかなりカバーすることができます。

コンプレッサーを使えば、音の粒を揃えサスティンを増加させることができます。

オーバードライブディストーションなど、歪系を使えば多少の詰まりを気にすることなく、ロック調に弾くことができます。

 

練習でカバーできる

当たり前のことですが、継続して練習することは重要です。

練習を重ねることで、できなかったことができるようになります。

じゃあ、どれくらい練習を続ければいいの?
個人差がありますが、3ヶ月は頑張りましょう!弾けなかった状況は間違いなく変わります。

コードフォームを変えて練習したり、親指の位置を変えた弾き方を試すなど、練習には工夫できることがあります。

 

また、レッスンを受けるなど練習環境を変えることでモチベーションを維持したまま練習を続けることもできます。

 

テクニックでカバーできる

手の大きさで弾けないフレーズなども、弾き方や押さえ方を変えることで弾くことができるようになります。

コードも同じであり、コードフォームを変えることで同じ音を出すことが可能です。

 

手が小さい方は、工夫しながら演奏しています。

その工夫こそが個性へと繋がります。

 

表現力でカバーできる

プロのギタリストはテクニックだけではなく、ギターの演奏に『感情』を乗せています。

感情が表現力となり、それぞれの個性となります。

 

難しい演奏じゃなくても、表現力によって魅了されます。

ギターはテクニックが全てではありません。

テクニックの追求だけではなく、感情を乗せた表現力も重要です。

 

ギターの効果的な練習に関する具体的な記事は、【下手な演奏には訳がある】ギターを上達したければ練習の録音が必須をお読みください。

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ギターが弾けない…どうしても指が届かない場合の対処法

どうしても指が届かない場合の対処法は、以下のとおりです。

  1. コードフォームを変える
  2. 弦高の調整
  3. カポタストを使う
  4. エフェクターを使う
  5. ギターを変える

 

コードフォームを変える

ギターには、『異弦同音』という言葉があります。

これは、同じ音を異なった弦で鳴らすことができるという意味です。

 

よって、特定のフォームによるコードが押さえられない場合でも、同じ音で異なったコードフォームが存在します。

同じコードを異なる場所で押さえる方法を探してみましょう。

 

弦高の調整

弦高を低く設定することで、コードやフレーズの押さえ方は大きく変わります。

弦高が高いと押さえにくくなります。

逆に、弦高が低いと押さえやすくなります。

 

弦高の調整は、

  1. ネックの湾曲をトランスロッドで変える
  2. ブリッジにあるサドルの高さを変える
  3. ナットの溝を削り高さを変える

といった方法があります。

 

カポタストを使う

カポタストの使用は、特定のコードフォームを弾きやすくする方法としてとても有効です。

バレーコードなど、セーハすることなく簡単に押さえることができます。

 

エフェクターを使う

音を均一に出せない、音が詰まっているといった状況は、エフェクターで解決することができます。

使用するエフェクターは『コンプレッサー』です。

コンプレッサーによって、音の粒を揃えたりサスティンを増加させることでしっかりと押さえられているような音を出すことが可能です。

コード弾きやカッティングなどの演奏に適したエフェクターです。

 

また、オーバードライブディストーションなど、歪系を使えば多少の詰まりを気にすることなく、ロック調に弾くことができます。

 

ギターを変える

どうしても押さえられない場合、ギターがあなたの体型に合っていない可能性もあります。

下記の項目を確認しましょう。

  1. ネックの太さ
  2. 弦高の高さ
  3. フレット間の長さ
  4. ボディ幅

 

ギターを変えることで、演奏は劇的に変わります。

ギターを弾く手はストレッチで大きくなる?

ギターを弾く手はストレッチで大きくなる?

ギターで指の間隔を開くようなストレッチがあります。

僕も何度も試していた経験があります。

指の間隔が多少開くようにはなりましたが、手が大きくなることはありません。

 

ストレッチは、やらないよりやった方が良いかもしれません。

ストレッチをやることで、押さえられなかったコードやフレーズが押さえられるようになった訳ではなく、運指が以前よりスムーズになったような感覚です。

 

僕の経験談ですので個人の感想となりますが、お役に立てれば幸いです。

 

ギターの挫折に関する具体的な記事は、ギター挫折率9割からの脱出術!90%の人が知らない挫折回避方法をお読みください。

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ギターで手の大きさで行き詰まったらレッスンがオススメ

どうしても押さえられない、コードやフレーズが弾けないという壁に当たることもあると思います。

そんな時は、プロの講師がサポートしてくれる『レッスン』がオススメです!

 

また、時間の確保が難しい方には『オンラインレッスン』が特にオススメです。

 

オンラインレッスンに関する具体的な記事は、【自宅で学ぶ】ジャズギター初心者がオンラインレッスンで上達を目指す方法をお読みください。

 

オンラインレッスンの特徴は以下のとおりです。

  1. 好きな場所・時間で学べる
  2. 独学の数倍のスピードで上達できる
  3. 対面のレッスンより安い

 

下記の2つは、オンラインレッスンが特に好評であり、特典も用意されています。

 

シークミュージックスクール

オンラインレッスンが好評であり、zoom・Skypeに対応。

 

 

THE POCKET

2010年にオープンした日本で初めてのオンラインレッスン特化型の音楽教室

オンラインレッスン専門の強みを活かした低価格と続けやすいレッスンシステムが強み。

まとめ:ギターは手の大きさは関係ない

手の大きさがギターの上達やテクニックに直結することはありません。

プロと呼ばれるギタリストの中にも、手が小さい方はたくさんいます。

 

手が小さいことは個性です。

あなたの個性を活かした練習方法と正しいギターを選ぶことで、ギターは上達することができます。

 

手が小さいことでどうしても弾けない場合は、下記のような対処法があります。

  1. コードフォームを変える
  2. 弦高の調整
  3. カポタストを使う
  4. エフェクターを使う
  5. ギターを変える

 

それでも弾けずに悩む場合は、レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?

きっとあなたのお役に立てると思います。

よくある質問

よくある質問

ギターの手の大きさなどに関するよくある質問をまとめています。

 

ギターは手の大きさは関係ないって本当ですか?

手の大きさがギターの上達やテクニックに直結することはありません。

性別や手の大きさに関係なく、プロと呼ばれる方々はたくさんいます。

 

詳しくは記事内、手が小さい方でもギターを弾ける5つの理由をお読みください。

 

ギターを始めて初心者と言えるのはいつまでですか?

明確な年月はありません。

初心者とは、経過年数で測るのではなく、技術によって判断できます。

 

初心者といつまで呼べるのかに関する具体的な記事は、【誤解してない?】ギターを始めて『初心者』と言えるのはいつまで?をお読みください。

 

ギターは大人でも上手くなれますか?

上手くなることができます。

しかし、若い年代と比べ記憶力の低下に伴い、上達のスピードは変わります。

 

大人からギターを始めることの具体的な記事は、【まだ間に合う?】ギターは大人になってから上手くなれる?を徹底検証をお読みください。

ABOUT ME
よぶじん
◆1983年生まれ(40歳) ◆4歳の息子を持つ1児のパパ。◆14歳から独学でギターを始めると同時にバンドを結成。J-POPや洋楽のコピーを弾き漁り、30歳でJAZZと出会い魅力にハマる。JAZZ特有の音を用いたアドリブに苦戦し初めての挫折を味わい、ギターレッスンを受けることを決意。ギターレッスンにより師と出会い、挫折を乗り越えギターがさらに楽しくなる。 ◾️現在もジャズ・フュージョン系バンドのギタリストとして活動中。