※本記事は、令和5年9月に更新しています。
- エフェクターって何?
- 練習にエフェクターは必要?
- オススメのエフェクターを知りたい
エレキギターを始めると『エフェクター』というワードをよく聞きます。
Web検索すると、たくさんの種類があり過ぎて余計に悩みませんか?
「ギターと一緒に買った方がいいの…?」
「何の意味があっていつ使うんだろ…?」
この記事では、ギター初心者の悩みにお答えするため『エフェクターに関する基礎知識と必要性』についてご紹介します。
以下の悩みを解決
エフェクターの基礎知識
エフェクターの必要性
ギター初心者にオススメするエフェクター
エフェクターとは、アンプから出力されるギターの『音』を変えるものです。
※アンプを通さなければ、エフェクターは意味を成しません。
ギター初心者であれば、エフェクターは無くても全く問題ありません。
日々のギター練習に必要はなく、ギターと一緒に買う必要はありません。
しかし、バンドを組むならあった方が良いと言えます。
楽曲を制作する全てのギタリストは、エフェクターを100%使用しています。
この記事を読むことで、エフェクターに関する疑問を解決することができます。
ギターはオンラインレッスンで上達できる!

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挫折しそうな時は『レッスン』がオススメ!
レッスンに関する具体的な記事は、【自宅で学ぶ】ジャズギター初心者がオンラインレッスンで上達を目指す方法をお読みください。

エフェクターってそもそも何?いつ使う?

エフェクターとは、アンプから出力されるギターの音を変化・加工させるための機器です。
ギターの音色に、エフェクターの効果を追加することで、音の表現を豊かにすることができます。
世の中に普及する楽曲のギターの音色は、ほぼ100%エフェクターを使用し表現しています。
エレキギターとエフェクターを使い、アンプからの音色を楽しむことは、ギターの魅力と言えます。
エフェクターはいつ使う?
ギター初心者の日々の練習において、エフェクターは必要ありません。
エレキギターとアンプだけでも結構ですし、エレキギターのみでも全く問題ありません。
エフェクターは、以下のような場合に必要とします。
- バンドを組んだ時
- 憧れる楽曲の音を表現したい時
歪ませた音でバッキングやソロを弾く。
空間系のクリーンな音でアルペジオを弾く。
バンドとしての演奏や憧れる曲を弾きたい場合は『音の加工が必須』です。
エフェクターは、ギタリストが独自のサウンドや音楽性を表現するための重要なツールとなっています。
ギターを挫折しないための具体的な記事は、ギター挫折率9割からの脱出術!90%の人が知らない挫折回避方法をお読みください。

エフェクターにはたくさんの種類がある

この記事では、大きく分けて『8つ』に区分してそれぞれの特徴を解説します。
- 歪み系
- モジュレーション系
- 空間系
- ダイナミクス系
- フィルター系
- ハーモニー系
- ボリューム系
- シンセサイザー系
歪み系
歪み(ひずみ)系とは、潰したような音を表現できます。
歪みの程度によって、オーバードライブ・ディストーション・ファズなどに分類されます。
バッキングやリード(ソロ)などで使用されることが多く、ロックでは欠かせないエフェクターです。
モジュレーション系
モジュレーション系とは、揺らしたような音を表現できます。
コーラス・トレモロ・フランジャーなど、揺らし方にもそれぞれ違った特徴があります。
空間系
空間系とは、奥行きや空間的な広がりのある音を表現できます。
ディレイ・リバーブ・エコーなど、残響感や音の遅らせ方にそれぞれ特徴があります。
クリーンな音に追加してアルペジオなどで使用されるほか、歪み系と合わせリード(ソロ)をより豊かに表現することがでるようになります。
ダイナミクス系
ダイナミクス系とは、出力される音を圧縮し、音の強弱の変化や音のつぶ(凸凹)を揃える表現ができます。
コンプレッサー・リミッターなど、音の圧縮の程度によってさらに分類されます。
カッティング時の音のつぶを揃えたり、リード(ソロ)時のロングサスティーンを得る事ができます。
フィルター系
フィルター系とは、特定の音をブースト(持ち上げる)したり、カット(濾過)することで、音をコントロールするような表現ができます。
イコライザー・ワウペダル・ノイズゲートなど、コントロールの仕方によって分類されます。
特にワウペダルは、ソロやカッティングなど使用される場面は多く、ペダルの上げ下げで人の声のような表現が可能です。
ハーモニー系
ハーモニー系とは、原音と複数の音を同時に重ねて出力することで、ギターの音がハモるような表現ができます。
オクターバー・ピッチシフター・ハーモナイザーなど、原音との掛け合わせ方によって分類されます。
リード(ソロ)やアルペジオなどに多く使用され、幻想的な表現やアンサンブルに厚みを加えるような表現が可能です。
ボリューム系
ボリューム系とは、音の信号を増幅させ持ち上げたり、音を目立たせるような表現ができます。
ブースター・ボリュームペダルなど、増幅の仕方やコントロール方法によって分類されます。
リード(ソロ)など、音を強調したい時に使用することで、バンドサウンドに埋もれることがなく目立った音を出すことが可能です。
シンセサイザー系
シンセサイザー系とは、ギターでシンセサイザーのような音を表現できます。
ギター音では表現できないような場合に使用し、独特な音を作ることが可能です。
ギター初心者にエフェクターは必要なのか?

ギター初心者にエフェクターは必要ありません!
- ギターと一緒に買わなくていいですか?
- 練習に必要ないんですか?
そんな声が聞こえてきますが…
ギターと一緒に買う必要はなく、始めたばかりの練習に必要ありません。
エフェクターは、以下のような場合に必要とします。
- バンドを組んだ時
- 楽曲をコピーする時
エフェクターは『音を誤魔化す』ことができます。
初心者の内は、練習で使わない方が誤魔化しが効かないため、より上達することができます。
バンドを組んだ時など、エフェクターが必要となった場合に購入することをオススメします。
ギターの練習がつまらない場合の具体的な対策は、ジャズギターがつまらないと感じたときの5つの対処法と具体的解決策をお読みください。

ギター初心者にオススメするエフェクター

バンド結成や楽曲のコピーなど、エフェクターが必要になった場合、ギター初心者では何を買えばいいか悩む方も多いと思われます。
コンパクトエフェクターは、決して安くありません。
憧れの曲のギター音に近づけるためには、いくつかのコンパクトエフェクターを揃える必要があります。
ギター初心者にオススメするエフェクターは、以下の2種類です。
マルチエフェクター
エフェクター内蔵アンプ
マルチエフェクター
マルチエフェクターとは、歪み系・空間系・モジュレーション系など、複数のコンパクトエフェクターの要素を1台に集約した機器を指します。
マルチエフェクターが1台あれば、いろんな音を作ることができます。
また、マルチエフェクターを扱うことで、エフェクターの特徴を学ぶことができます。
コンパクトエフェクターは、つなぎ方も複雑な上に、全て揃えると高額になってしまいます。
初心者の内は、マルチエフェクターから始めることをオススメします!
エフェクター内蔵アンプ
ギター・エフェクター・アンプを揃えようとすると、高額になってしまいます。
ちょっとでも初期費用を抑えたい方には、エフェクターとアンプが一体型になったエフェクター内蔵アンプがオススメです。
バッキングやリード(ソロ)に適した音やクリーンな音まで搭載されています。
ただし、音の切り替えが必要なシーン(バッキングからリード)では、瞬時に切り替えることが難しくバンドには不向きです。
個人での使用では問題ありませんが、バンドとして使用したい時はマルチエフェクターをオススメします。
ギターがダサい・恥ずかしいと感じている方は、趣味ギターは恥ずかしい?ダサいと思われる理由と実際の魅力についてをお読みください。
ギターに関する知識はレッスンで幅広く習得

独学での練習では、たくさんの壁につまずくことが予想されます。
挫折を回避しながら楽しく継続する方法として、『オンラインレッスン』をオススメします。
オンラインレッスンに関する具体的な記事は、【自宅で学ぶ】ジャズギター初心者がオンラインレッスンで上達を目指す方法をお読みください。
オンラインレッスンの特徴は以下のとおりです。
- 好きな場所・時間で学ぶことができる
- 独学の数倍のスピードで上達できる
- 対面のレッスンより安い
下記の2つはオンラインレッスンが特に好評で、特典も用意されています。
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まとめ:エフェクターでエレキギターはもっと楽しくなる

エフェクターとは、アンプから出力されるギターの音を変化・加工させるための機器です。
たくさんの種類があり、表現したい音を追求するために使用します。
しかし、初心者の内は必要ではありません。
バンド結成時や楽曲をコピーしたい場合において必要となります。
必要となった場合は、コンパクトエフェクターの要素が1台に集約された『マルチエフェクター』がオススメです。
マルチエフェクター1台でたくさんの音を作ることが可能であり、各エフェクターの特徴を学ぶことができます。
よくある質問

エフェクターに関するよくある質問をまとめています。
コンパクトエフェクターとマルチエフェクターどちらがいいですか?
ギター初心者であればマルチエフェクターをオススメします。
マルチエフェクターは、コンパクトエフェクターの要素を1台に集約しています。
様々な音を作ることができる上に、各エフェクターの特徴まで学ぶことができます。
また、コンパクトな物も多く持ち運びも非常に便利です。
練習にエフェクターは必要ですか?
練習にエフェクターは必要ではありません。
エフェクターは、音を加工することで誤魔化すことが可能です。
練習に音の誤魔化しは必要なく、原音で練習した方がより上達することができます。
独学に関する具体的な記事は、【その独学の方法あってる?!】ジャズギターの独学のやり方と注意点をお読みください。